1080P車載カメラシステム実現のイメージ・コプロセッサ・新シリーズ

オン・セミコンダクターのイメージ・ コプロセッサ・シリーズ「ＡＰ０２０ｘ」

　オン・セミコンダクターはハイダイナミックレンジ（ＨＤＲ）１０８０ｐ車載カメラシステムを実現する、イメージ・コプロセッサ・シリーズの新製品「ＡＰ０２０ｘ」を発表した。

　新製品は、同社の高性能２メガピクセル（ＭＰ）と１.２ＭＰイメージセンサーデバイスと組み合わせて機能するように設計されており、包括的な車載用リアビューおよびサラウンドビュー・カメラ・ソリューションを提供する。

　ＡＰ０２００、同０２０１、同０２０２は最大２ＭＰ１０８０ｐイメージセンサー、ＡＰ０１０２ＡＴは最大１.２ＭＰ７２０ｐイメージセンサーをサポート。全てＡＳＩＬ　ＡおよびＢの機能安全に対応している。

　また、１０８０ｐで３０フレーム／秒（ｆｐｓ）、９６０ｐで４５ｆｐｓ、７２０ｐで６０ｆｐｓをサポート。イーサネットまたはパラレル出力インターフェイスをサポートし、Ｉ^２Ｃ、ＳＰＩ、汎用入出力を組み込んでいる。

　動作温度はマイナス４０―１０５度。ＡＥＣ―Ｑ１００の認証を取得している。

　ＡＰ０２００ＡＴ／０２０１ＡＴ／０２０２ＡＴ、およびＡＰ０１０２ＡＴは、ＶＦＢＧＡ−１００パッケージで提供され現在サンプル出荷中。　ＡＲ０２３０ＡＴはＩＢＧＡ―８０パッケージで、同じくサンプル出荷中。量産は第３四半期の予定。