150703_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月3日 |
150703_01 |
テキサス・インスツルメンツ |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
可変電流ドライブ機能内蔵の統合型ゲート・ドライバーIC
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日本TIの統合型ゲート・ドライバーIC
「DRV8701」使用イメージ |
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)はゲート・ドライブ設定を可変でき、幅広い外付けFET(電界効果トランジスタ)を駆動する柔軟性を備え、複数のモーター、速度や負荷変動をサポートする、統合型ゲート・ドライバー製品「DRV8701」を発表した。
新製品は白モノ家電、住宅用機器、ロボティクス、HA用機器、電動工具、産業用ポンプやバルブなどに使われる幅広いブラシ付きDCモーター製品をサポートするスケーラブルなプラットフォームを1個のゲート・ドライバーで実現する。
可変のゲート・ドライブ機能、複数の保護機能、そのほかの構成部品の統合で、1個のデバイスで最大45個の個別部品を置き換えできるため、より小型で堅ろうな製品を構築できる。
DRV8701は、幅広い外付けFETを駆動できる柔軟性、FETのスルーレート調整用のゲート駆動電流のスケーリングのほか、システムのEMI(電磁妨害)性能を最適化。
また、2本のLDO(低ドロップアウト)レギュレータ、電流センス・アンプ、完備した保護機能を統合し、競合ソリューションや個別部品のソリューションと比較して、システムの基板実装面積を40%縮小できる。
さらに電圧低下ロックアウトや過電流、過熱シャットダウン機能など、堅ろうな保護機能をオンチップに統合し、システムの信頼性を向上。
動作電圧はモーター電源電圧として5.9―45をサポートすることから、業界標準の12Vや24Vの電源電圧に対応する。
DRV8701は放熱特性を強化し、体積の大きな放熱器や放熱スラグなどが不要な、標準サイズの4×4ミリメートルのQFNパワーPADパッケージで供給される。1千個受注時の単価(参考価格)は0.92ドルから。
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