150422_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
4月22日 |
150422_01 |
日本電波工業 |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
自動車機器用 |
動作温度105度対応の車載機器向けサイズ2520で小型・高精度TCXO
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日本電波の105度対応車載用TCXO |
日本電波工業は自動車分野での水晶デバイス事業への取り組みを強化している。車載GPSや車載通信向けの周波数発振源として動作温度が最大85度だったが、新たに105度に対応した2.5×2ミリメートルサイズの小型・高精度温度補償水晶発振器(TCXO)「NT2520SB」を開発した。5月からサンプル出荷、10月から量産を開始する。
新製品は、温度補償回路の見直しと独自技術により、2520サイズのTCXOでは世界で初めてマイナス40―プラス105度の広い範囲で温度特性マイナス0.5×10−6の高精度を実現した。
カーナビやテレマティクスの普及に伴い、GPS機能と通信機能が連動することで、従来の位置測位や目的地誘導に加え、エアバッグと連動した車両緊急通報システムや途中経路の渋滞情報、店舗情報など、リアルタイムに様々な情報を送受信することが可能になった。自動車での利便性・快適性の向上が図られている。
また、車載レーダーや車載カメラに加え、道路に設置された通信インフラと情報を送受信する「路車間通信」、自動車同士が通信する「車車間通信」など自動車のネットワーク化により、高い安全性を実現する先進運転支援システム(ADAS)の開発の動きも活発化している。
そのため、電子部品の搭載点数が増加している一方で、電子部品の中には耐熱性や衝撃性などから設置場所に制約が生じるものも少なくない。
今回、同社が開発したTCXOは小型、高性能とともに高温信頼性を向上したもので、米国自動車産業の規格であるAEC−Q200にも準拠している。
公称周波数範囲は13―52メガヘルツ。電源電圧は1.8V、3.3V。
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