150310_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月10日 |
150310_02 |
日本モレックス |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
自動車機器用 |
高振動部分の車載機器向け2ミリピッチ電線対基板コネクタ
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日本モレックスの「DuraClikコネクターシステム」 |
日本モレックスは自動車のハンドルやシフトレバーなど高振動にさらされる車載機器向け2.00ミリピッチ電線対基板コネクタ「DuraClik」の製品ラインアップを拡充した。
従来品と構造の異なるメス側ケーブルハウジングタイプを追加し、DuraClik製品の性能拡充と信頼性の向上を図っている。
新たに追加されたメス側ハウジングは、ピン側の独立したリテーナを装着することで端子係止力向上および端子の不完全挿入を防止する2重係止構造のISL(インディペンデント・セカンダリ・ロック)タイプと、端子の不完全挿入を防止する構造を備えたTPA(ターミナル・ポジション・アシュアランス)タイプの2種。端子保持力はそれぞれ最大50N(ISL)と最大30N(TPA)。極数は、TPAタイプはこれまでの2―8極から2―15極に拡張した。
DuraClik電線対基板コネクタは、幅広はんだタブを備えた耐衝撃SMT設計が取り入れられており、100N(10kgf)の上方向引抜力に耐えられる。このため、車載機器などの高振動用途においてプリント回路基板を確実に保持することが可能。
独自のポジティブインナーロック機構により、確実な嵌合、省スペース化、配線の絡まりによるラッチ破損の防止などの特徴を有している。
主な特徴は、幅広ハンダタブを備えた耐衝撃SMT設計により、高振動要件を満たしPCBを確実に保持。ホコリや損傷から接合部を保護する内蔵式コンタクト設計。嵌合時のクリック音で、嵌合状態を確認可能。
ポジティブインナーロック機構により、確実な嵌合と省スペース化を実現。最高125度の作動温度に対応し、乗用車両要件に適合。ストレートタイプSMTはノズル吸着面を備え、吸着テープなしに自動実装機による容易な取り付けが可能。
用途は、ハンドル、ワイパーやウインカ用レバー、シフトレバー、フロント/バックライト、インバータや空調などの車載機器、電動自転車、トラック、クレーン、FA機器など。
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