140710_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月10日 |
140710_02 |
FDK |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
移動体通信機器用 |
モバイル機器向け大電流・低抵抗パワーインダクタ
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FDKのパワーインダクタ「MCP2016D」 |
FDKは、同社従来製品と同等のサイズを維持しながら、大電流対応化と低抵抗化を実現したパワーインダクタ「MCP2016D」を開発した。スマホ、タブレット端末、デジタルカメラなどモバイル機器の電源回路に最適。
モバイル機器では、高機能、多機能化が進展し、電源回路の使用されるパワーインダクタには大きい定格電流、低損失、小型・低背化などの技術的な要求が強まっている。そのため、最近では金属磁性材料を用いたパワーインダクタの使用比率が高まっている。
しかし、金属磁性材料は高い直流重畳特性が得られるものの、高周波利用域では渦電流損失の増加に伴うコアロスが増加する傾向にある。
今回開発した新製品は、フェライト材料の持つ優れた電磁変換効率を引き出すために、独自のフェライト材料技術、磁気回路設計技術、プロセス技術を駆使することで、金属磁性材料を使用したパワーインダクタを超える直流重畳特性と高周波領域の低抵抗化を実現した。
形状も2016サイズと省スペースながら大電流を求める電源回路に加えて、高周波駆動の電源回路でも高い変換効率を実現することが可能になった。 |