140625_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月25日 |
140625_02 |
ヨコオ |
ユニット |
センサーモジュール |
一般産業用 |
24GHz帯で1メートル以内の近距離存在検出可能レーダーユニット
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24GHz帯・近距離存在検出レーダー |
ヨコオは、物体の存在検出に使用する「24GHz帯・近距離存在検出レーダー」を開発した。位相変調方式により、0―100センチメートルの範囲内における物体の存在有無検出が可能なレーダーユニット。今後、市場の反応を見ながら製品化を進める予定。
物体検出のセンサーは、超音波・赤外線を利用したものが一般的だが「超音波センサー」ではゼロ距離の検出はできず、風による検出精度の低下も生じやすいという問題がある。一方、「赤外線センサー」では外乱光の影響を受けやすいうえ、レンズ面の汚損により精度低下が起きやすいなどの欠点がある。
今回、同社が開発した24GHz帯・近距離存在検出レーダーは、位相変調方式により、0―100センチメートルといった極近距離の静止物体や移動距離の存在検知が行える。駐車場における満空センサー用ループコイルの代替や人・物品などの検出用途に使用可能。
同レーダーは、一般的な防水パッケージ品のほか、装置への組込み用途としてモジュールでの提供もできる。同社では製品化の後、グローバルな拡販活動を推進する計画だ。
主な仕様は、送信周波数は24.15GHzプラスマイナス50MHz。送信電力はプラス2dBm Max。変調方式は位相変調。検出範囲は0―100センチメートル。アンテナ利得は、13.0dBiプラスマイナス1dB。電源電圧DC6V。消費電流250mA Max。
外形寸法は112×144×48ミリメートル。重さ0.5キログラム。
▽位相変調方式
電波をある方向に向け収束させて常時照射し、短時間だけ位相を変えるレーダー方式。
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