140320_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月20日 |
140320_02 |
パナソニック |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
実装面積を半減したインダクタ内蔵のDC-DCレギュレータ電源モジュール
パナソニックは、通信インフラ機器や産業機器向けに実装面積を半減したインダクタ内蔵DC―DCレギュレータ電源モジュール「PSiP(ピーシップ=Power Supply in Package)」を今月から量産出荷する。
基地局、光トランシーバ、ルーター、スイッチ、サーバーなどの通信インフラ機器のほか、アミューズメント、監視カメラ、計測機器、産業機器などに供給する。
外形寸法8.5×7.5×4.7ミリメートル、ピンピッチ0.5ミリのHQFNパッケージ。スモールセル基地局など小型化が必要な機器の電源設計を容易にした。
事業は、パナソニックAIS社が担当。
通信インフラ機器、産業機器などに使用するDC―DCレギュレータに必要な制御IC、MOSFET、キャパシタ、インダクタを独自の配置構造で一つのモジュールにし、業界最小の実装面積を実現した。同社従来品に比べ実装面積を半減。低発熱、発熱・ノイズエリアを3分の1に低減し、基板の小型化を可能にした。
高速応答による安定した出力電圧により誤動作を防止する。
負荷応答性が速いヒステレティック制御方式を採用し、出力電圧変化を低減。通常の帰還制御に用いられる誤差増幅器がコンパレータ動作するために位相補償の必要がなく、入出力条件の変動に対して理論上最も高速に応答して出力を制御できる。
これにより、PSiPの出力電圧の負荷変動による電圧変動を抑えることができ、CPUやFPGAなどのデバイスの誤動作防止が可能となり、機器動作の安定性が向上。
▽入力電圧=4.5―28V▽出力電圧=0.6―5.5V▽出力電流10A/7A/4A▽動作モード=ラッチオフ/自動復帰▽発振周波数=400/600/800キロヘルツ▽保護機能=OCP/OVD/UVD/SCP/UVLO/TSD。
|