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日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月19日 |
121219_01 |
アルプス電気 |
ユニット |
入力・出力ユニット |
自動車機器用 |
車載機器の集中コントロール用多機能操作デバイス
アルプス電気は18日、車載機器の集中コントロール用に、良好な操作フィーリングと優れた堅牢性を両立した多機能操作デバイス「RKJXW2シリーズ」を開発したと発表した。今月からサンプル出荷を開始する。
最近のカーナビは、ナビゲーション精度向上に加え、地図の自動更新やテレビ鑑賞、音楽再生、後方確認カメラ、スマホとの連携などが進んでいる。一方で、多機能化でボタンやダイヤルが増加し、エアコンなども含め操作が煩雑という課題もある。
視認性の向上やテレビ視聴を快適にするために、ディスプレイを大型化し、設置場所もセンターコンソールエリアからダッシュボード上になるなど、ディスプレイでのタッチパネル操作が難しい製品も出始めている。
このため、安全面から手元で操作ができ、明快な操作フィードバックを得られ、かつ堅ろうなデバイスが求められている。
新製品は、これらの課題を解決する業界初の好フィーリングと堅ろう性を両立した多機能操作デバイス。8方向およびセンタープッシュ操作を行うスティックコントローラと同社製中空エンコーダ「EC40A」を組み合わせ、多様な操作を可能にした。
独自の機構設計技術により、8方向操作時にクリック感を持たせ、確実なフィードバックや重厚かつ滑らかな操作フィーリングを実現。軸の太さを最適化することで堅ろう性も確保した。センタープッシュ操作部にはLEDを内蔵。
用途はカーナビ、カーオーディオ、カーエアコンなどの操作。サンプル価格は5千円。13年4月からの量産開始、15年1月には月産1万個の生産を計画する。外形サイズは、67.0×61.0×53.0ミリメートル。定格はDC5V、10mA。使用温度範囲-40―+85度C。
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