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日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月13日 |
121213_01 |
クアルコムアセロス |
半導体集積回路 |
専用IC |
移動体通信機器用 |
モバイル機器向け超低消費電力のNFC(近距離無線通信)チップ
米クアルコムのネットワークおよび接続関連子会社、クアルコムアセロスはこのほど、スマートフォンなどのモバイル機器向けとして、現行製品に比べ50%小型化を図った業界最小、超低消費電力のNFC(近距離無線通信)チップ「QCA1990」を発表した。
NFCチップは、モバイル決済や非接触データ通信などを実現するもの。QCA1990は、クアルコムアセロスの802.11acWi―Fi/ブルートゥース4.0/FM対応ワイヤレス通信用チップ「WCN3680」と組み合わせて使用することにより、モバイル、コンピュータ、民生用電子市場でシームレスでスムーズなユーザー体験を実現するとしている。
新製品は、クアルコムのモバイル用プロセッサ最新版「スナップドラゴンS4」および、次世代プロセッサ、モデムに統合する形で提供。
これを利用することで、スマホやタブレットのOEM企業は、低コストで製品にNFC機能を統合できる。
超低消費電力のポーリング・アルゴリズムを採用しており、モバイル機器のバッテリ寿命の延長に寄与する。また、幅広いセキュア・エレメントをオプションで提供する。
QCA1990は、13年第1四半期にサンプル出荷開始の予定。これを採用した最初のモバイル機器は、同第3四半期にも登場する見通しだ。 |