121129_05
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月29日 |
121129_05 |
七星科学研究所 |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
HD-SDI信号とカメラ制御信号が1芯複合多重の送受信機「WP-1012C」
七星科学研究所(埼玉県狭山市)の七星科学開発センターは、放送局などに使用されるHD―SDI信号とカメラコントロールに主に使用される制御信号の1芯複合多重品「WP―1012C」を来月から販売開始する。
HD―SDI信号単方向1チャンネル、カメラコントロール用の制御信号(RS485/422)/最大10メガbps1系統を同時に光ファイバ1本で最大16キロメートルまで通信することが可能。送信機「WPT―1012C」と受信機「WPR―1012C」のセット。
通信データ速度は3ギガbpsとし、HD―SDI信号内のユーザーデータ領域を使用せずにRS485通信が可能。SMPTE規格(米国映画テレビ技術者協会)に準拠し、1080―60i、1080―59.94iなど16種類以上の映像フォーマットに対応。メタルケーブル使用システムからの置き換えが容易。
パソロジカル信号への対応や、瞬間的な停電やメンテナンス時の断線からの自動復帰機能も内蔵。光コネクタはSC型。
従来の同性能品は、ハーフラックサイズ(幅9.5インチ )が主流だったが、FPGAによるIC開発と小型化ノウハウで、幅73.1×奥行き78.6×高さ27.6ミリメートルと業界最小クラスを実現。高画質監視カメラの制御コントロールBOX内への組み込みが容易。
高額な光部品を使用せず、FPGAによる高速データ処理を行うことでコストを低減。販売価格は送受信機セットで38万円前後を想定する。用途はセキュリティ業界や放送業界など。
マイナス20―プラス65度Cまで動作可能。劣化したデータ信号を補正する機能も送受信機両方に内蔵。100メートルの同軸ケーブルまで、つないで使用可能。初年度100セットの販売を目指す。
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