IEEE802.11n/a/g/b対応のW-LANコンプリートモジュール

　ＳＭＫは６日、ＩＥＥＥ８０２.１１ｎ／ａ／ｇ／ｂ対応Ｗ―ＬＡＮコンプリートモジュール「ＦＣ９００３」を開発、受注活動を開始したと発表した。

　新製品は、セットへの導入に適したＩＥＥＥ８０２.１１ｎ／ａ／ｇ／ｂ対応の無線ＬＡＮモジュール。アンテナは、２.４ギガヘルツと５ギガヘルツ　のデュアルバンド対応のパターンアンテナを内蔵している。モジュール単体で各国電波法の認証を取得しているため、セット本体での認証が不要となり、開発コストの低減や開発期間の短縮に貢献する。

　電波法の認証取得では、日本（電波法）、米国（ＦＣＣ）、カナダ（ＩＣ）の認証のほか、欧州は所定機関での無線に関する試験を行い、「Ｄｅｃｌａｒａｔｉｏｎ　ｏｆ　Ｃｏｎｆｏｒｍｉｔｙ」を準備する。それ以外の海外各国の申請についても、代行申請業務も対応可能。

　用途はスキャナ、プリンタ、ＰＯＳ、その他産業機器や、エアコン、照明、そのほか家電などのネットワークコントロール。

　一般仕様は、電源電圧はＶＤＤ３.０Ｖ―３.６Ｖ（ｔｙｐ．３.３Ｖ）、アナログ電源１.８Ｖ、ＳＤＩＯ　�T／Ｆ電源１・８Ｖ／２.６Ｖ／３.３Ｖ。動作温度範囲マイナス２０―プラス７０度Ｃ。ＳｌｅｅｐＣｌｏｃｋは外部入力。上位インターフェイスはＳＤＩＯ。外部接続はＦＦＣ／ＦＰＣ２０ピンコネクタ。外形寸法３５.０×２７.０×高さ３.１ミリメートル。