小型電子ペーパーディスプレイ駆動用モジュール

　セイコーエプソンは、台湾Ｅインク社製電子ペーパーディスプレイ（ＥＰＤ）の駆動用主要部品を実装した小型モジュールを開発し、サンプル出荷を開始した。

　サンプル価格は４８００円。量産は１２月からを予定している。

　新モジュール「Ｓ４Ｅ５Ｂ００１Ｂ０００Ａ００」は、流通、広告、医療・健康など、産業分野でのＥＰＤ搭載製品の開発負担を軽減する目的で開発された製品。同社製ＥＰＤ制御ＩＣ「Ｓ１Ｄ１３５２２」をベースに、制御信号データ搭載用メモリー、電源ＩＣなど周辺部品を実装している。

　２３ミリメートル角、高さ２.４ミリメートルの小型サイズを実現し、製品基板に直接実装することもできる。