121003_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月5日 |
121005_02 |
富士通セミコンダクター |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
環境発電向け超低消費電力降圧パワーマネジメントICなど2種
富士通セミコンダクターは、環境発電(エネルギーハーベスト)向け電源IC市場に参入する。このほど業界トップクラスの超低消費電力電源IC技術を構築し13年中にも製品発売を開始する。低消費電力マイコンなどと組み合わせた環境発電向けソリューション提案にも取り組んでいく。
同社が開発した環境発電向け電源ICは2種。一つは、ピエゾ素子による振動発電デバイスや光発電デバイス向けの超低消費電力降圧パワーマネジメント(PM)IC。従来のPMICに比べ10分の1以下となる自己消費電流1.5μAを達成。「既に市販されている環境発電向けPMICと比べて、遜色ない性能」(同社)。
2.7―21Vの入力を1.8―5.0Vで出力でき、出力電流は最大100mA。同社は「現在、製品化に向けた最終段階の開発を実施しており、13年の発売時にはさらに低消費電力化を実現させる。また、任意の発電素子に最適化することもでき、ユーザーの反響を集め、製品化したい」としている。
また、太陽電池対応のPMICとして、0.35Vの超低電圧起動、動作入力電圧範囲0.3―5.0Vを実現する昇圧PMICも開発。太陽電池の最大電力点に追従するMPPT機能を内蔵し、太陽電池からの出力を常に100%近く回収することができる。
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