121008_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月8日 |
121008_01 |
コーセル |
受動部品 |
フィルタ |
一般産業用 |
三相交流入力用ノイズフィルターの電流拡充3モデル
【富山】コーセル(福村恵一社長)は、三相交流入力用ノイズフィルター「FTAシリーズ」の電流拡充モデル3タイプを開発し、12月から発売を開始する。
昨今の産業機器市場は、大電流を要する機器でも小型化の傾向が一段と強まり、機器自身から出るノイズを抑制することが強く求められている。欧州向け輸出製品は、CEマーキング取得のため、EMC規格に満足するための高減衰ノイズフィルターが市場で求められている。また、電装品の高密度化に伴い、空きスペースにノイズフィルターを実装したいという要望もある。
こうした市場要求に応えるため、同社では省スペースに特化したブックタイプノイズフィルター「FTAシリーズ」の電流拡充モデルとして、40/50/60Aの3機種を新たにラインアップした。
主な特徴は省スペース、豊富なバリエーション、全世界に対応する安全規格、RoHS指令対応など。
設置面積は既存製品と比較して、ブック形状により62%の省スペースを実現。密閉構造により、ノイズフィルター周囲のスペースをできるだけ小さくするため高密度実装が可能。
高減衰対応としてチョークコイルのコア材の変更ができる(オプション)。EU向けの高減衰品として、接地コンデンサ容量が大きいタイプも用意した。
取得安全規格は、UL(米国)、CUL(カナダ)、VDE(ドイツ)、ENEC(EUと東欧)。
対象の市場は、産業用ロボット、工作機械、チップマウンタ、半導体製造装置、インバータモーターやサーボモーターを持つ製造設備。3年後に、年間2億円の売上高を見込む。
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