120920_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月20日 |
120920_02 |
ミツミ電機 |
半導体集積回路 |
専用IC |
デジタル情報家電用 |
システムパス機能内蔵のリニア充電制御IC3製品
ミツミ電機は、システムパスを内蔵したリニア充電制御IC3製品を開発し、12月から量産すると発表した。モバイル機器に必要なシステム電源管理、バッテリ充放電を1チップで制御できる。
月産50万個規模での生産を予定し、サンプル価格は200円。
新製品3種がターゲットとするデジタルカメラやタブレット端末、ゲーム機などのモバイル機器では、システム駆動と充電を同時に行う必要があり、「システムパス機能」が必要となっている。
新製品は、リチウムイオン/リチウムポリマー二次電池充電機能と、システムパス機能を1チップで実現。3製品ともに、システムパスに必要な過電圧検出機能付きロードスイッチ、入力カレントリミットを内蔵。充放電に必要なパワーFET、逆流防止ダイオード、電流センス機能を備えている。
新製品のうち、MM3538と同3618は、アダプタ・USBの自動認識機能を搭載しており、部品コストの削減に貢献する。IC通信によって、充電制御電圧/電流の個別設定のほか、各種設定が行え、自由度の高いシステム設計を実現する。
また、同3538と同3618は、検出電圧、充電オン/オフ端子の有無に違いがあり、用途に応じて選択が可能。MM3582は、IC通信機能なしのスタンドアローンタイプの製品となっている。
3製品ともにパッケージにWLCSPを使用。JEITA推奨の電池温度プロファイルのほか、多様な電池パック仕様に対応し、リチウムイオン電池の安全性にも配慮している。
いずれもIN端子入力耐圧は、最大24Vで、推奨電源電圧範囲は4.35―5.5V。バッテリパスオン抵抗50mΩ(典型値)、急速充電設定範囲は1500mAまでとなっている。
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