120911_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月11日 |
120911_04 |
パナソニック デバイス |
半導体素子 |
ディスクリート |
移動体通信機器用 |
チップ・サイズ・パッケージ(PMCP)採用のショットキーバリアダイオード
パナソニック デバイス社(小林俊明社長)は、新規開発のパワー・マウント・チップ・サイズ・パッケージ(PMCP)を採用したショットキーバリアダイオード(SBD)を開発し、12月から量産を開始する。
スマートフォン、タブレットPC、ノートPCなどのモバイル機器の電源回路部やアダプタの電源整流用向けに供給する。月産300万個でスタートする。
めっき処理した銅リードフレームにSBDチップを導電性接着剤で接着した新パッケージ構造による基板放熱と、気中放熱で高放熱と小型・低背化を両立させた。従来パッケージ品と比べて放熱特性を28%向上、接合温度147度C(電流1A、外気温25度C時)にした。
同社従来パッケージ品比39%減の小型化、53%低背化を実現した。実装面積は1.92平方ミリメートル、厚み0.33ミリメートル。
また、150ナノメートルプロセスルールの加工技術を用い、ジャンクション・バリア・ショットキー(JBS)構造を形成し、同社従来品比33%減の業界最高クラスの0.39V(max値、1A時)の低順電圧(VF)化を達成した。
これにより、電源供給において電源の利用効率を高めることができ、機器の省電力化を図れる。
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