120905_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月5日 |
120905_02 |
パナソニック デバイズ |
受動部品 |
コンデンサ |
一般産業用 |
太陽光などパワーエレクトロニクス用フィルムキャパシタ
パナソニック デバイス社は、パワーエレクトロニクス用フィルムキャパシタを開発し、今月から量産を開始する。
太陽光発電パワーコンディショナなどのインバータ電源の入力フィルム用や直流平滑用などに供給。サンプル価格は800円。月産15万個でスタートする。
量産中のHEV/EV向けインバータ用フィルムキャパシタの技術を展開した。高耐圧フィルムを採用し、独自のパターン蒸着で内部電極を形成することでキャパシタの信頼性を向上、太陽光発電パワーコンディショナとしては約25年に相当する期待寿命10万時間を実現した。同社従来品と比べ約5倍製品寿命を延ばしている。
これにより、太陽光発電システム、風力発電システム、無停電電源装置、産業用DCモータードライバーなど、パワーエレクトロニクス分野で求められている長寿命、高い安全性の要望に応えた。
また、独自のパターン設計技術と蒸着要素技術を融合。高安全性を付加した蒸着パターン電極の開発により、保安機構を内蔵したオープンモード。
経年劣化を含む部分的な弱点部が発生してもヒューズ機能で弱点部を切り離すことができるため、キャパシタ全体の破壊に至らず、正常機能を維持できる。
定格電圧範囲500―1300VDC、静電容量範囲10―110μF。端子形状は2ピンと4ピンに対応。カテゴリ温度範囲マイナス40―プラス85度C。
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