120906_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月6日 |
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パナソニック デバイス |
受動部品 |
インダクタ・トランス |
自動車機器用 |
面実装タイプの車載パワーチョークコイル
パナソニック デバイス社は、業界初の面実装タイプの車載パワーチョークコイルを開発し、9月から量産を開始した。
自動車の燃料噴射装置の駆動回路、ディーゼルコモンレールインジェクタ駆動回路、モーター駆動回路などの昇圧電源回路向けに供給する。サンプル価格は1500円/個。月産20万個でスタートした。
独自のE型形状に成型したダストコアと平角銅線エッジワイズコイルを組み合わせた構造を採用している。業界初の面実装タイプで、外形寸法14.7×13.2×13.1ミリメートルの業界最小形状を実現した。150度C2千時間保証。
また、平角銅線エッジワイズ、コイルの引き出し部分を樹脂モールド本体へ密着させる新構造の樹脂モールド2端子構造として、業界トップレベルの耐振動性5―2キロヘルツ/30Gを確保した。
独自の金属磁性材組成を持つ低損失のダストコアを採用。さらに従来の丸線銅線に代えて平角銅線を用い、発生する浮遊容量を減らし、直流抵抗と高周波抵抗を低減した。
これらにより、インダクタンス値36μHプラスマイナス30%、直流抵抗25.8mΩプラスマイナス15%、高周波抵抗50mΩ(20キロヘルツ)と業界トップレベルの低損失、高効率・大電流化を実現した。
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