120824_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
8月24日 |
120824_02 |
TDK |
受動部品 |
フィルタ |
一般産業用 |
カットオフ周波数10ギガヘルツの薄膜 コモンモードフィルター「TCM0806T」
TDKは、カットオフ周波数10ギガヘルツを有する薄膜コモンモードフィルター「TCM0806T」を開発した。当初、月間10万個で生産を立ち上げ、1年後には同300万個を見込む。サンプル価格は30円。
新製品は、製品の高周波設計、独自の薄膜パターンニング技術による小型、高精度のコイルパターン形成を用い、従来製品に比べてコモンモードインサーションロスのピークを高周波側に配置させることで、高周波の輻射ノイズを効果的に抑制できる。特に5ギガヘルツ におけるノイズ抑制に大きな効果を発揮する。
また、カットオフ周波数が10ギガヘルツと高く、高速インターフェイス規格のThunderbolt、USB3.0、Serial―ATA(GenV)などに対して、通信信号を劣化させることなく伝送させることが可能。
データ通信量が増加し、伝送信号の高速化が進展している。機器内部から輻射されるノイズは必然に高周波化。同時に部品実装密度が高くなり、複数の伝送路が接近、干渉し合って信号品質の劣化を誘発する。新製品はこうした現象を踏まえて開発したもの。
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