120718_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月18日 |
120718_02 |
タイコエレクトロニクスジャパン |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
一般産業用 |
6.6kV電力ケーブルの差込型高圧端末処理材 MVT
タイコエレクトロニクスジャパンは、TEコネクティビティグループの全世界の生産拠点におけるリーディング工場を目指した新工場として、掛川工場(静岡県掛川市)の建設に11年末に着工した。13年4月頃の操業開始を予定する。
「掛川工場は開発から製造までを一貫して行う一貫生産工場として最重要部品を手掛けていく。日本で高い技術を確立し、それを海外に展開していくという戦略拠点に位置付けている。生産品目は、自動車向け製品を主体に、それ以外の高技術部品も手掛けていく。これにより、日本での雇用拡大を含めた展開を図る」(江部秀社長)。
掛川工場は地上4階、地下1階建て。工場規模は約6万5千平方メートルの敷地に建設面積約2万2千平方メートル、延べ床面積約3万2800平方メートル。最先端部品の開発から生産までを一貫して行う。同時に顧客との共同開発拠点として位置付け、開発スピードの向上を図るとともに従来の生産技術を見直し、環境負荷の少ない高効率工場を目指している。
モレックスは、グローバルマイクロプロダクツディビジョン(MPD)の事業強化に向けた体制拡充を推進している。今年4月に鹿児島工場(鹿児島県鹿屋市)の新棟が完成し、順次、設備立ち上げを進めていくとともに、海外では韓国・安山市新工場の第2フェーズに着工し、12年内の完成を予定。
第2フェーズ完成後は、旧工場との比較で生産能力は約1・4倍に増強される。「安山新工場の第2フェーズが完了すると、MPDの当面の設備増強は完成となる」(廣川克巳・日本モレックス社長)。
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