120718_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月18日 |
120718_03 |
アナログ・デバイセズ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般民生用 |
サンプリングレート125Mspsの14ビット2chADコンバータ
米アナログ・デバイセズ社は、サンプリングレートが毎秒125メガサンプル(125メガsps)の14ビット分解能の2チャンネルADコンバータ「AD9645」を発表した。競合品に比べて22%の低消費電力動作を実現できる。サンプル価格は、51.99ドルとなっている。
新製品は、消費電力を抑えながら、高速なアナログ―デジタル変換処理と広いダイナミックレンジを実現する。125メガspsで動作させた場合の消費電力は1チャンネル当たり122mWを誇る。
125メガsps動作70メガヘルツ の信号入力に対し、91dBcのSFDR(スプリアス・フリー・ダイナミック・レンジ)性能を発揮する。アンダーサンプリング手法を用いる場合に、最大200メガヘルツ のIF(中間周波数)に対応できるよう設計され、マルチモードのデジタル受信機に使用可能。
CDMA2000やWCDMA、LTEなどの最新の3G、4Gマルチスタンダード携帯インフラ機器のほか、計測用途や医療用途などで使われる電池駆動型機器などでの採用を見込む。
パッケージは5ミリメートル角サイズの32ピンLFCSPを採用した。競合品に比べ、3割程度実装面積を削減できる。
同社では、AD9645とともに12ビットの2チャンネルADコンバータ「AD9635」も発売。同9645同様、125メガspsに対応する。両製品は、ピン互換で、20メガ―125メガspsの範囲で12ビットと14ビットとの間の移行を容易にできる。
また、両製品ともに、サンプルレート80メガsps品もラインアップしている。
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