120711_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
7月11日 |
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東京エレクトロンデバイス |
ユニット |
その他 |
一般産業用 |
再生可能エネルギー発電向けIGBTゲートドライバー
東京エレクトロンデバイス(TED)は、1700V/1200AクラスIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)の制御を基板1枚で実現するIGBTゲートドライバーを開発し、今月から販売を開始する。
太陽光や風力といった再生可能エネルギー発電のパワーコンディショナ、インバータ用途向け。サンプル価格は1万円。
太陽光発電などのパワーコンディショナなどに必要なIGBTは、高電圧、大電流の電力を扱い、アナログ技術による制御が必要で、IGBT制御回路の開発設計の技術的難度は高い。
今回、TEDが開発した新製品「TD―BD―IGGD05K」は、1枚の基板だけで、IGBTの制御を実現できる汎用ゲートドライバー。絶縁耐圧が5千Vで、1700V/1200AクラスのIGBTを2回路駆動できる。
入出力電源電圧は、入力15―24Vの範囲で自動選択し、出力はプラス17V/-8.5V(10A)。短絡保護、ソフトターンオフ、フォルトリセット自動復帰などの保護回路や電圧低下時ロックアウト機能などを備える。ボードサイズは98.5×124ミリメートル。
新製品は、TEDの自社開発製品ブランド「インレビアム(inrevium)」の一つとして展開。自社開発品のため、ユーザーの要求に応じたカスタム対応も柔軟に行える。駆動するIGBTに応じてエミッタコモン対応版や、絶縁耐圧1万2千Vのゲートドライバーもラインアップ。
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