120627_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
6月27日 |
120627_02 |
フリースケール・セミコンダクタ |
半導体集積回路 |
専用IC |
一般産業用 |
業界で初めて「ARM Cortex−M4」プロセッサを採用したワイヤレスソリューション「KW20」
米フリースケール・セミコンダクターは、「Kinetis(キネティス)」ブランドのマイクロコントローラ(MCU)の新製品で、スマートエネルギーやスマートメーター、ビル制御などのアプリケーション向けに、業界で初めて「ARM Cortex―M4」プロセッサを採用したワイヤレスソリューション「KW20」を発表した。拡張可能なZigBeeプラットフォームに、高機能とセキュリティを統合しており、それぞれの用途に最適のソリューション設計を可能にする。
KW20は、次世代のZigBeeスマートエナジー2.0およびインターネット・プロトコル仕様で求められる処理性能とメモリー要件を満たす。ARM Cortex―M4プロセッサのほか、自社のRFトランシーバ「MC13242」と堅牢な機能セットを統合することで、信頼性の高い低消費電力ZigBeeプラットフォームを実現する。
設計者はそれぞれの用途に応じ、KW20 MCUシングルチップソリューションと、同MCUとRFトランシーバを組み合わせたソリューションのどちらかを選択することが可能で、様々なアプリケーションのニーズに対応するデバイスを柔軟に開発することができる。
KW20とRFトランシーバMC13242の組み合わせは、消費電力の削減とリンクバジェットの増加により、業界をリードするRF性能を提供。またデュアルPAN(パーソナル・エリア・ネットワーク)をサポートしており、単一デバイスで二つのZigBeeネットワーク上で無線通信を行うことが可能。
さらに、通常であればハイエンドのプロセッサに搭載される高度なセキュリティ機能を統合することで、より先進の暗号方式、鍵の生成、セキュアメモリー、干渉検知などのニーズにも対応する。
フリースケールでは12年第3四半期に、Kinetis KW20ワイヤレスMCU、MC13242RFトランシーバ、ソフトウエア、ZigBeeプロトコルスタックのアルファサンプルを提供する予定だ。
|