120329_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月29日 |
120329_01 |
日本モレックス |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
自動車機器用 |
イオプラスチックを使用した自動車向けコネクタ
日本モレックス(神奈川県大和市)は、植物由来のバイオプラスチックを用いた自動車用途向けコネクタ「Stac64―e」を発表した。
同コネクタは、アンダーライターズラボラトリーズ社(UL)の完全所有子会社であるアンダーライターズ・ラボラトリーズ・エンバイロメント(ULE)によって環境に関する妥当性評価(ECV)を実施し、米国材料試験規格ASTM D6866―11によるバイオマス度が71%であると確認されている。再生可能なヒマシ油を原料とした樹脂を用いて製造されており、石油由来材料を用いた従来品と同等の機能性、および品質を提供できる有力な代替製品。
自動車業界のサステナビリティ活動の推進などに対応する製品として開発したもの。
過酷な環境に対応する20極2列ハーネス構造を持ち、自動車用非密封コネクタ用途において米国USCAR―2標準クラスUによる機械的、環境的、電気的性能特性に関する試験を受け認証を得ている。
既存の同社製Stac64PCB製品と同様にスタックを組み合わせることができ、カスタム工具が不要なため、市場導入期間の大幅な短縮が可能だ。用途はカーナビ、計装類および、ほかの自動車関連用途。
モレックスの生産施設は、ISO9000とISO14000を取得済み。同社は今後も、従来製品ラインアップを補完するバイオプラスチック製品の開発およびポートフォリオ拡大を推進する。
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