120328_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月28日 |
120328_01 |
セイコーエプソン |
受動部品 |
発振子・共振子、振動子 |
デジタル情報家電用 |
80-170MHzの高周波数帯で2.5x2ミリサイズの水晶発振器
セイコーエプソンは、80メガ―170メガヘルツ の高周波数帯を安定性の高い基本波で発振する、2.5×2ミリメートルサイズの水晶発振器「SG―210S*Hシリーズ」を製品化し、4月から量産を開始する。
新製品は、低い周波数帯で実績のあるQMEMS(フォトAT振動子)の技術を活用し、励振電極付近のみを薄型化(逆メサ構造)することで、小型化、高周波数帯での基本波発振による高安定性を両立した。高速クロック源で重視される位相ジッタは0.3ps、さらに消費電力は同社従来製品と比べ、約70%の低減を実現している。
デジタル機器の高速化やネットワークの大容量化に伴い、動作クロックの高周波化が進んでいる。クロック源となる高周波水晶発振器は、パッケージサイズは7×5ミリメートルと大きく、発振器に内蔵されている水晶振動子は、基本波より安定性に劣る3次オーバートーンで発振するものが主流だった。
そのため市場では、より小型で安定性の高い高周波水晶発振器のニーズが高まっていた。
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