高速転送速度実現のSDXC/SDHCメモリーカード9製品

　東芝は、世界最高水準の転送速度を実現したＳＤＨＣメモリーカードなど、３シリーズ９製品を４月下旬以降、順次発売する。

　今回の新製品から、高速インターフェイス規格「ＵＨＳ―�T」対応のＳＤＸＣ／ＳＤＨＣメモリーカードのブランド名を「ＥＸＣＥＲＩＡ（エクセリア）」とし、ラベルデザインも一新した。

　ＥＸＣＥＲＩＡシリーズは、ＳＤメモリーカード規格「Ｖｅｒ.３.０」のＵＨＳ―�Tに対応、最低記録速度のスピードクラスは、ＵＨＳスピードクラス１とＳＤスピードクラス１０に対応。最大書き込み速度別にタイプ１、タイプ２、タイプＨＤの３シリーズ９製品をラインアップした。

　タイプ１は新規コントローラ採用などにより、最大読み出し９５メガバイト／秒、最大書き込み９０メガバイト／秒という世界最高水準の転送速度を実現。タイプ２は最大読み出し９５メガバイト／秒、最大書き込み６０メガバイト／秒。ＳＤメモリーカード規格「Ｖｅｒ.３.０１」準拠のタイプＨＤは、同９０メガバイト／秒、３０メガバイト／秒の転送速度を持つ。

　ＳＤＨＣメモリーカード（３２ギガ／１６ギガ／８ギガバイト）は、規格Ｖｅｒ.２.０（ＳＤ２.０）準拠の対応機器と互換性があり、ＣＰＲＭ技術による著作権保護機能を搭載する。

　タイプ１は７月、タイプ２は８月に発売開始予定。価格はいずれもオープン。