120314_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月14日 |
120314_03 |
TEコネクティビティ |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
スマートアクティベーション機構のメタル・ハイブリッドPPTC素子
TEコネクティビティ社(日本法人=タイコエレクトロニクスジャパン)TEサーキットプロテクション事業部は、スマートアクティベーション機構(ICによる外部遮断機能)を装備した新型メタル・ハイブリッドPPTC(MHP)素子を今月から販売開始する。
新型MHP―SA素子は、高出力リチウム電池とモジュールアプリケーションを保護する従来の方法に代わるリセット可能な低コスト・省スペースソリューションを提供する。用途は、コードレス電源ツール、小型電動車両、待機電力およびエネルギー格納システムなどが最適。
同素子は回路保護素子を高度なバッテリマネジメントシステムの一部に用いる大型セルバッテリパックに過充電防止機能を提供する。スマートアクティベーション機能は、外部からの強制駆動可能な端子を追加することで実現した。
一般的な使用方法で、ICモニターはバッテリの温度、電流、電圧をモニターし、異常を検出した際にFETをオンにし、MHP―SA素子のヒーターエレメントを起動してバイメタルを加熱する。その結果、バイメタル接点が開き主電源との接続を遮断する。
今回の新製品の最初のモデル「MHP―SA50―400―M5素子」は、最大定格50A/DC400Vで保持電流は主電源ラインで50A。スマートアクティベーション機能は3Aで作動する。
MHP技術は、バイメタルプロテクタと正温度抵抗特性を持つポリマー素子を並列に組み合わせたハイブリッド回路手法を活用。優れたアーク抑制特性のほか、大型DCヒューズやその他の保護素子よりも小型で薄い形状を実現可能。
主電源ラインを開くのに低電力スイッチを採用できるため、設計コストを節約し、低コストFETの実装が可能。 |