120312_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月12日 |
120312_02 |
テキサス・インスツルメンツ |
ユニット |
その他 |
自動車機器用 |
マイコンとセンサー間のコンフィギュラブル・アナログ・フロントエンド
日本テキサス・インスツルメンツ(日本TI)は、マイクロプロセッサとセンサーをつなぐ、モジュラタイプの二つのコンフィギュラブル・アナログ・フロントエンド(AFE)を発表した。複数の非分散型赤外線(NDIR)ガスセンサーやpH(水素イオン指数)センサーに対し一つのAFEで対応できる。
新製品「LMP91050」は、NDIRガスセンシング向けAFE。屋内二酸化炭素監視、デマンド制御換気、アルコール呼気分析、温室効果ガス監視などの用途を見込む。プログラマブルゲインアンプ(PGA)、オフセット除去回路、可変コモンモード生成回路、SPIインターフェイスを内蔵している。
PGAは、低ゲイン範囲と高ゲイン範囲により、感度の異なる複数のサーモパイルの使用を可能にする。1度C当たり100ppmの低ゲインドリフト、同1.2mVの出力オフセットドリフト、500ナノ秒の位相遅延変動を達成している。パッケージサイズは3×4.9ミリメートル。
pHセンシング向けAFEの「同91200」は、PGA、超低入力バイアスpHバッファ、信号ガーディング、温度/測定キャリブレーション、コモンモード生成/診断回路を内蔵している。
オンボードセンサーテストにより、適切な接続と機能性を確保し、電力供給の停止時にもpH電極を保護しながら0.4pA(最大)の超低バイアス電流により、システムの信頼性と精度を向上させる。動作温度範囲は1.8―5.5V。パッケージサイズは、5×6.4ミリメートル。
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