120307_04
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
3月7日 |
120307_04 |
三菱マテリアル |
ユニット |
電源・アンテナ・高周波部品 |
一般産業用 |
スマートメーター評価試験用チップアンテナ搭載ユニット
三菱マテリアルは、920メガヘルツ 帯(915―930メガヘルツ )でのスマートメーターの評価試験に最適なチップアンテナ搭載ユニットを開発した。
これまで同社は、独自のセラミックス技術と高周波設計によって、300メガ―5ギガヘルツ の幅広い周波数に対応したチップアンテナを開発し、供給してきた。しかしながら、最近はスマートメーターをはじめとする無線通信機器の小型化や外部アンテナの破損などの問題もあり、より小型化したチップアンテナの要望が高まっている。
一方で、チップアンテナを使用する場合には、基板のレイアウト変更やマッチング回路の設計に時間を要するという問題があった。
今回、開発したチップアンテナ搭載ユニットでは、これらの諸問題を解決し、基板のレイアウト変更を行うことなく、簡便にアンテナの特性評価試験を実施することが可能。
このユニットでは、同社製チップアンテナとスマートメーター内の通信ICとの接続用同軸コネクタおよび周辺に配置される部品やケースによって起こり得る周波数ずれを、一部のチップ部品の交換により修正可能とするマッチング回路を搭載しており、高利得、広帯域での通信もできる。
さらに国内で使用されるスマートメーター用の周波数は、米国やアジア地域と同じ920メガヘルツ 帯であり、今回のユニットもこの周波数帯に対応している。 |