ハイエンド携帯向け8メガピクセルCMOSイメージセンサー

　韓国のサムスン電子は、ハイエンド携帯電話向けとして3.2分の１インチの8メガピクセル（800万画素）CMOSイメージセンサー「S5K3H7」を発表した。

　感度を高められる先進の1.4マイクロメートルBSI（裏面照射）ピクセル技術を活用しており、フル800万画素解像度および1080pフルHD動画録画で、最大毎秒30コマ（30fps）のフレームレートをサポート。

　サムスンは、新製品で並列処理データソリューションを採用。これにより前世代８メガピク

セルイメージセンサーよりフレームレートを２倍とする一方、センサーの低消費電力回路によって、前世代品と同レベルの消費電力を維持することに成功した。

　センサーは携帯電話での動画のスローモーション再生用に、120fpsで720p動画、240fpsでVGA解像度の動画録画機能も提供する。

　スリムな外形は8.5×8.5ミリメートルのオートフォーカス・カメラモジュールに最適。サムスンは今月からS5K3H7の量産に着手する。