汎用の充電アダプタに対応した業界最小のUSBバッテリチャージャ検出器

　米マキシム・インテグレーテッド・プロダクツは、汎用の充電アダプタに対応した業界最小のUSBバッテリチャージャ検出器「MAX14578E」を発表した。

　USBバッテリチャージング仕様に準拠するほか、各機器メーカーの独自充電仕様にも対応できる。

　新製品は、USBスタンダードダウンストリームポート（SDP）、USBチャージングダウンストリームポート（CDP）、デディケーテッドチャージャポート（DCP）などの検出のほか、各社独自のチャージャアダプタを検出できる。チャージャポートを検出した場合、外部リチウムイオンバッテリチャージャを制御し、充電時間や充電効率を最適化する。

　広範なUSBチャージャに対応するため、最終ユーザーが多様なソースから充電を行える「ほぼ汎用の充電」を実現する。

　内蔵するLDOは、USBトランシーバへの給電に使用できる5.3Ｖ出力を供給する。USBデータ端子のESD保護は、最大15kV（ヒューマンボディーモデル）などに拡張している。

　パッケージは、小型サイズを重視した1.3×1.68ミリサイズの12バンプWLPと16ピンTQFNの2種がある。