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日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
2月17日 |
110217_01 |
パナソニック セミコンダクター |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
デジタル情報家電用 |
エッジ型LEDバックライトを駆動できる190V耐圧のドライバーLSI
パナソニック セミコンダクター社は1チップで42インチ相当の最大228個(LED57直列ライトバー4本)のエッジ型LEDバックライトを駆動できる190V耐圧の4チャンネルLEDドライバーLSIを開発し、3月から量産を開始する。拡散は魚津工場(富山県魚津市)、組み立てはインドネシア工場で行う。サンプル価格200円/個。
10年度約2億台の液晶テレビ生産の約4分の1、5千万台だったLEDバックライト液晶テレビが14年度には約2億5千万台と液晶テレビの7―8割を占めると予想される中で、LEDバックライトの主流であるエッジ型対応のドライバーLSIに参入する。
11年中に65インチ対応の8チャンネルLEDドライバーLSI(出力デバイス非内蔵タイプ)から20インチ対応の2チャンネルLEDドライバーLSIまでシリーズ展開する予定。
業界では、これまで40V耐圧4チャンネルLEDドライバーLSI1チップで駆動できるエッジ型LEDバックライト数は40個だった。同社の液晶テレビ用LEDバックライト用ドライバーLSIは、直下型LEDバックライト用の40V耐圧8チャンネルLEDドライバーLSIしかなかった。
新開発の190V耐圧4チャンネルLEDドライバーLSIは、0・6マイクロメートルDMOSプロセスを採用。190Vの低電流ドライバー回路4チャンネルのほか、190V耐圧LEDドライバーLSIで初めてDC―DC制御回路1チャンネル、LEDショート検出回路を内蔵した。
これまで外付けしていた耐圧保護用MOSFET4個、周辺回路を不要にし、実装基板面積を従来比約40%削減した。
また、チャンネルごとのPWM制御端子、全チャンネル共通の電流波高値制御端子を設けることによりLEDバックライト特有のエリア分割し輝度を制御するローカルディミング制御、エリア分割したオンオフ制御で動画の残像を改善するバックライトスキャン制御に対応。液晶テレビの低消費電力化、高画質化を実現した。28ピン放熱フィン付きHSOPパッケージ。
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