最大容量3テラバイトの3.5インチハードディスク3シリーズ

　日立グローバルストレージテクノロジーズ（日立ＧＳＴ）は１４日、最大容量３テラバイトを実現する３.５型ＨＤＤの出荷を開始した。

　 「Ｄｅｓｋｓｔａｒ　ＩＤＫ」、ＯＥＭ顧客向け「同７Ｋ３０００」「同５Ｋ３０００」のシリーズ。

　 ＩＤＫは３テラバイトと２テラバイトを用意。毎秒６ギガｂｐｓのＳＡＴＡインターフェイスで６４メガバイトの大容量キャッシュメモリーを搭載。日本での発売は２０日から。

　 同時に７Ｋ３０００シリーズをワールドワイドで出荷。毎分７２００回転の３.５型ＨＤＤとして最も高速で、省電力の製品の一つ。容量３/２/１.５テラバイトを用意している。現行製品と比べて、約２７％の性能改善と約９％の省電力（アイドルモード）を達成した。

　 また、特に省電力を求める顧客向けに、低消費電力と静音動作を実現する５Ｋ３０００を提供する。容量３/２/１.５テラバイトを用意。

　 ３２メガバイトのキャッシュメモリーを搭載する本製品は、Ｃｏｏｌｓｐｉｎ技術によって性能と消費電力の最適化を図った。７Ｋ３０００と比べ約２９％の省電力化、約１４％の静音動作を実現している。