101215_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
12月15日 |
101215_03 |
東芝セミコンダクター |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
一般民生用 |
LED素子を透明の樹脂だけで封止する新パッケージ
東芝セミコンダクターは、低熱抵抗、小型・薄型LEDランプの新パッケージの販売を開始。今後は、このパッケージを主軸として展開していく。
一般的なSMDパッケージのLEDランプは、白色の樹脂パッケージに透明の樹脂を流し込み封止する方式であるが、これに対して新パッケージでは、LED素子を透明の樹脂だけで覆い、封止するもの。
液晶用のLEDバックライト用光源、照明用光源などでの使用をこのパッケージで狙っている。
パッケージ内でLED素子は薄いリードフレームに実装されており、LED素子の直下から直接実装基板に対して放熱することができる。そのため放熱性に優れ、高出力LEDで要求される熱抵抗も下げることができる。
外囲器からの光はパッケージ全体から効率良く放射され、光取り出し効率も従来のパッケージに対して、10%程度改善されている。
また、応用面では、パッケージ裏面にはんだ付け部を設けることで高密度実装も可能となり、薄型・小型のセットへの搭載が記載される。
同社では、白色から、赤色・緑色・青色などの単色LEDランプにも新パッケージを採用する。
LEDは長寿命・低消費電力であることから、様々な用途で使用されている。このためパッケージ電力にもバリエーションが増えてきている。ラインアップでは、0.05Wから1Wまでにこの方式のパッケージを採用する。
パッケージに実装するLEDチップは1素子から8素子のマルチチップタイプで、同社では今後、ラインアップを拡充していく方針だ。
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