101129_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月29日 |
101129_02 |
サムスン電子 |
ユニット |
記憶ユニット |
一般産業用 |
AES256ビット暗号化機能を統合した高セキュリティSSD
韓国のサムスン電子は、ハードウエアベースのAES256ビット暗号化機能を統合したSSD(ソリッドステートドライブ)を発表した。ノートPC盗難や紛失の際の機密情報への不正アクセスに対して、業界最高レベルの保護機能を提供する。
モバイルワークや出張中にノートPCを置き忘れたり、盗難に遭う事例が年々増加し、これに伴う業務上の重要情報の紛失が問題になっている。こうした事態は企業の評判や信用を傷付けるだけでなく、顧客への通知コストや裁判費用など企業の財務にも少なからぬ影響を及ぼす。
サムスンの自己暗号化SSDに組み込まれたセキュリティ機能は、業界初のTCG(コンピュータの信頼性と安全性を向上させる業界標準規格制定のための業界団体)による新仕様「Opal」をベースとしたもの。
市場調査会社の米トラステッド・ストラテジーズが発表した報告書によると、このSSDを搭載したシステムは、ソフトウエアベースの暗号化機能を装備したSSD搭載システムに比べ性能が2.4倍向上。また、ソフトウエアベースの暗号化機能を備えたHDD搭載機と比べると3.7倍を示した。
同SSDは、様々な管理ソフトに対応。暗号化機能は管理ソフトとともに、完全管理されたハードウエアベースの暗号化ソリューションの重要パーツとして動作する。
新SSDの連続読み込み速度は最大毎秒250メガバイト、書き込み速度最大220メガバイト。一般的なHDDに比べ25%の軽量化を実現している。
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