101129_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月29日 |
101129_01 |
富士通コンポーネント |
ユニット |
入力・出力ユニット |
一般産業用 |
2点押し検出可能な4線アナログ抵抗膜方式タッチパネル
富士通コンポーネントは、抵抗膜方式タッチパネルでデュアルタッチ(2点押し)検出可能な方式を独自に開発し、4線式アナログ抵抗膜方式タッチパネルでサンプル出荷を11年1月から開始する。
アナログ抵抗膜タッチパネルの位置検出は、抵抗膜の押された点での抵抗分割比を検出して割り出している。このため、同時に2点以上押した場合は、その抵抗分割合成比として位置検出を行うため、2点以上を区別して検出するのが不可能だった。
同社は、アナログ抵抗膜方式タッチパネルで2点が押された位置をソフト的に区別して検出する方法を独自に開発し、コントロールICに組み込んだ。制御ボードとパネル、コントロールICとパネルの構成で、デュアルタッチ4線式アナログ抵抗膜方式タッチパネルのサンプル販売を開始する(制御ボードやコントロールICの単体サンプル販売は行わない)。
制御ボードのホスト側インターフェイスはUSBとI2Cを予定し、I2Cはアンドロイドでのドライバーサポートを検討する。
市場で最も多く使用されている4線式アナログ抵抗膜方式でデュアルタッチ検出が可能となるため、素手や手袋など入力手段の多様性も合わせ、制御機器や工作機械の安全確保のための入力作業や電子書籍の画面操作などの用途に簡便に利用できる。オープン価格。
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