101119_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月19日 |
101119_01 |
アルプス電気 |
受動部品 |
抵抗器 |
移動体通信機器用 |
可動範囲8ミリの小型スライドボリューム「RS08シリーズ」
アルプス電気は、携帯機器の音量や輝度の調整に適した小型スライドボリューム「RS08シリーズ」を開発、11月から量産を開始する。サンプル単価は100円(税込み)。
小型音楽プレヤーやヘッドセットなど、携帯機器の音量調整は実装スペースの制約からボタン式が最近の主流となっている。しかし、ひと目で調整状況を把握でき、操作性に優れるスライドボリュームの需要も多い。
新製品はガラスエポキシ基板に印刷した抵抗体などを新たに開発することで、長さ13.2ミリメートル、幅3.0ミリメートル、高さ2.1ミリメートルと、同社従来製品の半分以下の体積を実現した。小型化を実現しながら、スライドレバーの可動範囲(ストローク量)は8ミリメートルと従来製品よりも2ミリメートル長くし、操作性の改善を図っている。さらに、独自のグリースの開発により滑らかな操作感を達成している。スライドレバーの位置はボリュームの上面(写真右)と横(同左)の2種が用意されている。
他の主な仕様は最高使用電圧直流5V、全抵抗値10kΩ、動作寿命1万回、リフロー実装に対応。
今後、抵抗値などユーザーの要望に応じて品種を増やすとしている。
生産は同社・宮城県涌谷工場で、11年1月には月産160万個を予定している。
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