101108_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
11月8日 |
101108_01 |
三菱電機 |
ユニット |
その他 |
自動車機器用 |
電動パワーステアリング用モーターコントローラユニット
三菱電機は、自動車の燃費を向上する電動パワーステアリング用駆動機器として、世界最小で最軽量を実現した次世代モーターコントローラユニットを開発したと発表した。
同ユニットは、コントローラの内部構造を工夫し、モーターと同軸上に配置したことで小型軽量化した。同等出力の同社の従来品に比べて体積を50%、質量を30%削減した。
モーターの高出力化には独自の「ポキポキモータ」と、電磁気設計の最適化が効果を発揮した。ポキポキモータは広げた鉄心に、コイルを巻いてから丸める独自の技術を用いている。出力性能は30%向上した。
制御アルゴリズムの工夫による、優れた操舵(そうだ)感覚と安定性も特徴となっている。国内104件、海外223件の特許は出願済み。
コントローラ部外径はφ93 ミリ(コネクタ部除く)、モーター部外径φ80 ミリ、全長105―145ミリ、質量1.7―3.1キログラム、定格トルクは1.8―7.2N.m。
自動車の燃費性能向上が求められるにつれ、油圧式パワーステアリングに比べ燃費を約3―5%低減できる電動パワーステアリングの採用が拡大、現在は世界で新車の約40%に採用されているという。さらなる燃費低減、搭載性向上のため、電動パワーステアリングを駆動するモーターとコントローラの小型化、軽量化が求められている。
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