101004_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
10月4日 |
101004_01 |
日本ケミコン |
受動部品 |
コンデンサ |
自動車機器用 |
カーエレ機器向けチップ形アルミ電解コンデンサ「MHJシリーズ」
日本ケミコンは、カーエレクトロニクス機器をターゲットに、チップ形アルミ電解コンデンサ「MHJシリーズ」を開発した。ケミコン宮城で、12月から月間150万個の規模で量産を開始する。
自動車におけるECUは、車両走行時にはエンジンからの輻射熱にさらされる一方で、寒冷地では低い外気温にさらされることが想定され、いずれでも安定した特性、信頼性が求められている。
新製品は、125度C2千時間保証で、耐久試験後の低温ESR規定品である「MHBシリーズ」の後継シリーズ。125度C領域における長寿命化(2千―3千時間)に加え、耐久試験後の低温ESR規定値を35%以上低減した。
長寿命化については、封口材料として封止性能に優れた材料を採用。低温領域におけるESRの改善では、アルミ電極箔の対向電極面積を大きく取ることに加え、より低抵抗な電解紙を使用した。また、電解液の組成の最適化を図ることで、高温領域での熱安定性を維持しつつ、低温領域で良好な電気的特性を実現した。
10―35V定格で47―470μFをカバー。サイズはφ6×7.7―φ10×10ミリメートル。
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