TV向けモーションキャプチャコマンド対応のリモコン「PRCTA6」

　ＳＭＫは２９日、モーションコントロールによるマウス操作を遠隔で行うことができるモーションキャプチャコマンド対応リモコン「ＲＣＴＡ６」を開発し、カスタム品として受注活動を開始したと発表した。

　 今後、テレビの画面操作（ＧＵＩ）は、ＩＰＴＶの普及により複雑化が予想される。新製品は、画面操作をより簡単に行うため、新たに開発したモーションコントロールセンサーをリモコンに搭載したもの。

　 モーションコントロール技術は、米国Ｈｉｌｌｃｒｅｓｔ社のフリースペース・モーション・テクノロジーを採用。従来のカーソルキー操作ではなく、ワイヤレスマウス感覚で簡単にインターネット上のアプリケーション、テレビ番組の選択、録画などテレビ画面上の操作を行える。

　 新製品は無線通信方式で２.４ギガヘルツを採用しているため、指向性がなく、本体機器に向けて操作する必要がない。業界標準規格で定められているＺｉｇＢｅｅ/ＲＦ４ＣＥ通信仕様に対応することが可能で、レシーバ側となるＵＳＢドングルも開発中。

　 今後、液晶テレビ、ＰＤＰ、パソコン、ＳＴＢなどへの販売活動を展開する。

　 マウス方式はモーションセンサー内蔵。通信方式はＲＦ方式。周波数帯は２.４ギガヘルツ。到達距離２０メートル以上（参考値）。電源は乾電池（２.２Ｖ―３.１ＶＤＣ）。