電波プロダクトニュース



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日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
9月27日100927_03 東芝セミコンダクター 半導体素子 ディスクリート 移動体通信機器用

2ミリ角サイズの10AパワーMOSFET「SSM6J501NU」


 東芝セミコンダクター社は9月から、2ミリ角サイズパッケージで業界トップクラスの低オン抵抗を実現した10A対応パワーMOSFET「SSM6J501NU」のサンプル出荷を開始する。1セルリチウムイオン電池などの充電回路向け。サンプル価格は20円で、量産は12月からを予定している。

  新製品は、同社独自の最先端微細プロセスを採用しチップ性能を高めると同時に、ボンディングワイヤを多線化することにより、オン抵抗を従来品比半減させた。ゲート―ソース間電圧(VGS)1.5V時のドレイン―ソース間オン抵抗(RDS)は43mΩ。

  最大電流定格は10Aと、急速充電などで求められる大電流対応となっている。

  パッケージは、LGAタイプの6ピンUDFNを使用。同501NUと同一パッケージで最大電流定格6A品(2品種)も同時に発売する。

  同社は、09年に2.0×2.1ミリメートルサイズパッケージ品で、多線ワイヤよりも抵抗が小さい「ストラップボンディング」を採用した製品(型番SSM6J409TUなど)の量産を開始。

  今後、ほぼ同サイズのUDFNパッケージ品にもストラップボンディング技術を適用し、さらにオン抵抗を低減したMOSFETを投入していく。


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