100927_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月27日 |
100927_01 |
シャープ |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
デジタル情報家電用 |
デジタルカメラ向け業界最小サイズの小型フォトインタラプタ
シャープは、業界トップシェアの小型フォトインタラプタの、もう一段のシェアアップを目指す。
容積で同社従来品比40%低減した業界最小パッケージサイズの新製品(面実装タイプとリード付きタイプ)を10月末に市場投入。フォーカスレンズとズームレンズの原点検知用、レンズカバー検出用などに小型フォトインタラプタを複数個使用するデジカメで、現在世界シェア(数量ベース)70%。ディスクの保護膜厚み誤差を高精度検知し、球面収差を補正、凹レンズを移動制御する原点位置検出用のBDレコーダ光ピックアップで、現在73%の世界シェア(数量ベース)を、それぞれ引き上げる。
デジカメ市場は、デジカメメーカー向け、レンズユニットメーカー向け、BDレコーダ市場はピックアップメーカー向けの販売を強化する。
10月末に月150万個で量産を始める業界最小の新製品を含め、小型フォトインタラプタで月産3千万個体制を敷き、デジカメとBDレ コーダ両市場の需要に迅速に対応する。
複写機、プリンタなどのOA機器の紙、ヘッドの位置検出用や、アミューズメントなどで採用されているフォトインタラプタと合わせ、世界トップメーカーとして、小型化競争で業界をリードした。
新製品の小型フォトインタラプタは、樹脂モールド部サイズを2.26×1.4×1.6Hミリの業界最小にした。熱硬化樹脂を使用するトランスファーモールド成型で発光素子、受光素子を透明エポキシ樹脂モールドする1次成型後、熱可塑性樹脂で発光素子、受光素子をインジェクションモールドする2次成型の二重成型モールド技術を改善し、樹脂を薄肉化。発光、受光の素子やリードフレームも薄型化した。
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