100921_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月21日 |
100921_03 |
アルプス電気 |
接続部品 |
コネクタ・プラグ・ジャック・ソケット |
自動車機器用 |
携帯やカーナビ向けSIMカード用コネクタ「SCGC1B03シリーズ」
アルプス電気は、携帯電話やカーナビ向けにSIMカード(8ピン)用コネクタ「SCGC1B03シリーズ」を開発、今月からサンプル出荷開始すると発表した。10月から量産開始する。
サンプル価格は500円(税込み)。生産は、中国・無錫アルプス(無錫市)で12年4月には月産50万個を予定している。
昨今、地上デジタル放送が受信できるカーナビが主流となり、カーナビの大画面化でより鮮明な映像が必要になるため、フルセグ放送受信タイプも増えつつある。
フルセグ放送受信には、SIMカードと同じサイズの地上デジタル放送認証用B―CASカードが必要で、カーナビとこの認証カードの接続にカード用コネクタが必要となる。
新製品は、SIMカードサイズ用カードコネクタとして開発したもの。カーナビ搭載時の振動や衝撃によるカード抜け落ち防止のため、SIMカードサイズ用カードコネクタとして業界初の自動カード保持機構を搭載した。
同機構はカードをコネクタに挿入した時、自動的に挿入口でカードをロックする機構。カードを外す時は、カードを再度押し込むとロックする機構が外れる。この保持機構は、同社内で振動・衝撃テストも行い、車載環境下での信頼性を追求している。
外形サイズは、縦18.44×横29.0×高さ1.55ミリメートル(カード保持機構部分含む)の業界最小クラスで、基板上の省スペース化に貢献。カードの逆挿しなどの誤挿入防止機構も搭載。用途はカーナビ、ノートPC、携帯電話などのモバイル機器。
使用温度範囲はマイナス40―プラス85度C。実装形態はスタンダードマウント。カード排出量3ミリメートル。プッシュ―プッシュタイプ。挿抜回数5千回。
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