モバイル機器向けスライド型ポインティングデバイス

　オムロンは、モバイル機器向けスライド型ポインティングデバイス「ｐｉｃｏ―ｎａｖｉ（ピコナビ）」を開発し、１２月から量産する。

　 ７.０×７.０×３.０ミリメートルの世界最小クラスのスイッチ内蔵小型入力デバイスで、スマートフォン、携帯電話、ＤＳＣなどのモバイル機器向けに供給する。オムロン草津事業所（滋賀県草津市）で生産する。１１年度年間で６００万個の販売を見込んでいる。

　 スライド操作で３６０度方向に自由に操作できる。地図やゲームなどのアプリケーションに適している。形状、色、質感などボタンにデザイン自由度を持たせた。動作電圧２.７―３.６Ｖ、インターフェイス電圧１.７―ＶｄｄＶ、出力インターフェイス１２Ｃ、消費電流２００μＡ（サンプリング周期２０ミリ秒）、スライドストロークプラスマイナス０.６ミリ。