100917_02
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月17日 |
100917_02 |
TDK-EPC |
電子材料 |
誘電体・絶縁体 |
一般産業用 |
ノイズの減衰効果に優れた磁性シート「IRJH3」
TDKのグループ会社であるTDK―EPCは、ICやフレキシブル配線板(FPC)などから放射されるノイズの減衰効果に優れた新しい磁性シート「IRJH3」を開発、10月から月間5万枚の生産能力で量産を開始する。サンプル価格は3千円/枚。
新製品は、独自の軟磁性体材料とポリマー材料を複合し、粉体の組成や形状を工夫した磁性粉を使用。10メガ―3ギガヘルツの高周波帯域におけるノイズの減衰が可能。特にGPS、W―LAN、ブルートゥースなどを搭載する携帯電話、スマートフォンをはじめ、デジカメ、デジタルビデオカメラ、パソコンなど幅広い分野で多く利用される500メガ―2ギガヘルツでのノイズ抑制効果が得られる。
難燃性については米国規格のUL94V―0の認証を取得。
透磁率(μ)は120/1メガヘルツ。シートサイズは300×200ミリメートルで、厚みは0.1、0.2、0.3、0.4、0.5ミリメートルを品ぞろえした。
同社はこれまで、軟磁性ノイズ抑制シートとして、ハイμを特徴とする「IRJ17」をはじめ、超薄型シートなどを販売。
各種携帯機器やカーナビなどを中心に実績を伸ばしてきた。今回の広い高周波帯域向けの新製品の発売で、さらに販売実績に加速をつける。
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