100914_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月14日 |
100914_03 |
ローム |
半導体集積回路 |
汎用リニアIC |
パソコン・OA機器・LAN用 |
静電容量式マルチタッチパネル向けパネルコントローラLSI
ロームは、静電容量式マルチタッチパネル向けの低消費電力タッチパネルコントローラLSI「BU21018MWV」を開発し、今月から量産を開始した。
Windows7対応タッチパネル向け10.1型の「Windows Touch」認定を取得済み。タッチセンサーモジュールメーカーに供給する。
前工程をローム本社(京都市)で、後工程をローム インテグレイティッド システムズ(タイランド)で行う。9月から月産能力5万個でスタートした。
マイコンのソフトウエア制御に加え、専用ノイズフィルターをハードウエアで内蔵し、耐ノイズ性能を大幅に改善。センサーパネルに液晶ノイズを遮断するために必要だったグランドシールドを不要にした。
これにより、センサーパネルを20%以上コストダウンできる。また、これまでマイコンのクロック数を上げノイズ対策をするため、5mA程度必要だったタッチパネルコントローラLSIの消費電流を、ノイズフィルターのハードウエア内蔵でマイコンの負荷を軽減し、従来比約30%消費電流を下げることが可能。
8ビットマイコンを搭載。36ピンUQFN056V7070パッケージを採用。リファレンス2ピン(X側、Y側で分割使用)、センシングスピード0.5ミリ秒(36チャンネル)、センシティビィティ32×4段階。
今回のBU21018MWVのほか、ARM系CPU搭載し、3点以上の座標取得処理などの高度処理が可能なタイプや各種パネルサイズ対応のタッチセンサーモジュールの共同開発も進めている。
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