100910_03
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月10日 |
100910_03 |
電菱 |
光関連部品 |
光部品、光モジュール |
一般産業用 |
独立型システム用太陽電池充放電コントローラ
電菱(東京都荒川区、小林伸一社長)はこのほど、独立型システム用太陽電池充放電コントローラ「Solar Amp mini(ソーラーアンプ・ミニ)」を販売開始した。同社では、「デザインド・イン・ジャパンの品質とともに、欧米系競合メーカーのフラグシップモデルに比較して30―40%低コストでの提供が可能」(小林社長)などを強みに、同コントローラを国内外で積極的に拡販していく計画だ。
ソーラーアンプ・ミニは、自己消費電力が世界最小クラス(1mA以下)・手のひらサイズの太陽電池充放電コントローラ。外形寸法は高さ20×幅50×奥行き120ミリメートル。回路、部品、アルゴリズムの再考により、世界最小クラスの自己消費電力を実現した。
0Vバッテリへの充電機能を持ち、バッテリの予期せぬ過放電にも対応可能。太陽が少しでも出れば微量電力でも復帰するため、山奥など立ち入りが難しい場所のシステムに適する。
独立型システム用太陽電池充放電コントローラは、これまで欧米系メーカー製の商品が市場で高い実績を持ち、同時に、最近は中国メーカー品などもグローバルで流通していた。電菱が開発したソーラーアンプ・ミニは、欧米系メーカー品と同等の品質を実現しつつ、価格面でも欧米系と同等以上のスケールメリットが出せる製品として開発したもの。標準化による使用部品点数削減などにより、低コスト化を追求した。
同社では今回、まず国内でソーラーアンプ・ミニの販売・出荷を開始した。海外向けもサンプル出荷開始しており、海外市場向け製品は今後、CEマークなどの規格対応を進める。
初年度販売目標は、国内が2千―5千台、海外が2万―5万台を計画する。
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