PCIeｘ４対応の高性能画像処理カード「WinFast HPVC1111」

　台湾リードテック・リサーチ社（日本法人＝リードテックジャパン）は、東芝製メディアストリーミングプロセッサ「ＳｐｕｒｓＥｎｇｉｎｅ」４個を１ボードに搭載したＰＣＩ　Ｅｘｐｒｅｓｓ（ＰＣＩｅ）×４対応の高性能画像処理カード「ＷｉｎＦａｓｔ　ＨＰＶＣ１１１１」を今月中旬から発売する。

　 ＳｐｕｒｓＥｎｇｉｎｅは、次世代プロセッサ「Ｃｅｌｌブロードバンドエンジン」のＲＩＳＣ型プロセッサコア「ＳＰＥ」を４個と動画圧縮伸長アルゴリズム処理用エンコーダ/デコーダ回路、マルチコア処理を制御する回路などをワンチップに集積したプロセッサ。

　 動画圧縮伸長アルゴリズムとしてはＭＰＥＧ２、ＭＰＥＧ４―ＡＶＣ/Ｈ・２６４に対応している。

　 ＷｉｎＦａｓｔ　ＨＰＶＣ１１１１は、ＳＰＥ１６個に相当するＳｐｕｒｓＥｎｇｉｎｅ４個搭載を実現。マルチメディアアプリケーションに最適化した処理のために、独自のインストラクションアーキテクチャを備えた高性能浮動小数点計算能力を有し、４系統のフルＨＤビデオコーディック機能を実現する。