100903_01
日付 |
メーカー名 |
製品分類 |
分類 |
用途 |
9月3日 |
100903_01 |
エルピーダ/スパンション |
半導体集積回路 |
メモリー |
パソコン・OA機器・LAN用 |
チャージトラップ技術によるNAND型フラッシュメモリ
エルピーダメモリと米スパンション社は、世界で初めてチャージトラップ技術によるNAND型フラッシュメモリーの量産化にメドが付き、11年1―3月から量産を行うと発表した。
チャージトラップ型のNANDメモリーは、従来のフローティングゲート型NANDメモリーに比べ、セル構造がシンプルでチップサイズを小さくでき、微細化にも適しているとされる。動作速度も、読み出しで約2倍、書き込みでも約15%高速になる。
両社が開発に成功したのは、1.8V駆動の4ギガバイト容量のシングルレベルセル(SLC)品。10―12月からサンプル出荷を開始し、11年1―3月から量産する(スパンションは11年4―6月からの量産を予定)。生産はエルピーダの広島工場で行う。
エルピーダでは、NANDメモリーとDRAMを組み合わせたマルチチップ製品として、主に携帯電話向けに販売する計画。
両社では2ギガバイト、1ギガバイト容量品のほか、3V駆動品の開発を進めている。
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