電波プロダクトニュース



100830_04
日付 メーカー名 製品分類 分類 用途
8月30日 100830_04 IDT 半導体集積回路 専用IC デジタル情報家電用

3D映像対応で解像度向上機能搭載のフレームレートコンバータ


 米IDTは、3D映像対応のフレームレートコンバータを発売し、展開を強化している。このほど発売した新製品は、画質向上を図った様々な新機能・技術を搭載。3D対応に加え、解像度向上機能も搭載している。

  新製品は、毎秒60フレーム(60ヘルツ)の動画を、120ヘルツ(型番=VHD1200)、240ヘルツ(同2400)の動画にフレームレートを変換する。

  変換時に生じる画質劣化を防止し、自然な動きを実現する新たな独自技術「HQVモーションスマート」を適用。小さいモノの動きや水平以外の垂直/斜め方向のカメラパーンなど、従来のフレームコンバータが弱かった動画への対応が特に強化されている。

  また昨今、普及が進んでいる3D映像にも対応する。「Frame sequential」「Line alternate」の両方式をサポート。左右画像をそれぞれ別個に「HQVモーションスマート」などの変換処理を行い、スムーズな動画を作りだす。

  標準画質の動画を高精細動画に変換する解像度向上エンジン「HQV レゾリューション・エンハンスメント」も搭載している。

  高機能のフレームレート変換を支えるため、メモリーインターフェイスはDDR3に対応(同1200はDDR2もサポート)した。入出力はLVDSインターフェイスを採用している。

  同社のビデオ&ディスプレイオペレーション部門のデリー・マーフィ戦略マーケティング担当シニアマネージャは「年々、120ヘルツ/240ヘルツ対応テレビの増加し、今後も増える。競合するフレームコンバータの多くが対応し切れていない様々な画像処理が可能であり、新製品はフレームレートコンバータの水準を引き上げることになるだろう」と語っている。


| 全新製品情報 | 一般電子部品:製品別リスト |
|
電子デバイス:製品別リスト | 電子デバイス:用途別リスト|
|
ホームページへ戻る | 次データへ |